top of page

ティアーズ イン ヘブンの力

 

 

 

エリック・クラプトンの「ティアーズ イン ヘブン」この曲をギター演奏した事によって何故、私の心は晴れやかになれたのか。まずはこちらの歌詞をご覧ください。

 

 

「Tears in heaven」

 

Would you know my name if I saw you in heaven?Would it be the same if I saw you in heaven?I must be strong and carry on'cause I know I don't belong here in heaven

もし天国でお父さんがお前に会ってもお前は私の名前がわかるだろうかもし天国で会っても昔のままだろうか私は強くなくてはいけない, 生き続けなくてはいけない私は天国にいるような男じゃないことはわかっているから

 

Would you hold my hand if I saw you in heaven?Would you help me stand if I saw you in heaven?I'll find my way through night and day'cause I know I just can't stay here in heaven

もし天国でお父さんがお前に会ったら手を握ってくれるだろうかもし天国で会ったら私が立っていられるように助けてくれるだろうか昼も夜もがんばって生きていこう私は天国にいられないことはわかっているから

 

Time can bring ya downTime can bend your kneesTime can break your heartHave ya beggin' please beggin' please時には落胆するときもある時にはひざまずきたいときもある時には失望するときもある時にはお願いだからと乞うときもある お願いだからと

 

Beyond the door there's peace, I'm sureAnd I know there'll be no more tears in heavenこの扉の向こうに安らぎがある, きっとそして私は知っている 天国にはもう涙はいらないことを

 

Would you know my name if I saw you in heaven?Would it be the same if I saw you in heaven?I must be strong and carry on'cause I know I don't belong here in heaven'cause I know I don't belong here in heavenもし天国でお父さんがお前に会ってもお前はお父さんの名前がわかるだろうかもし天国で会っても昔のままだろうか私は強くなくてはいけない, 生き続けなくてはいけない私は天国にいるような男じゃないことはわかっているから私は天国にいるような男じゃないことはわかっているから

 

 

歌詞の内容からは、息子の死によって悲しみの中にいながらもなんとか自分が生きる意味を見いだそうという想いが伝わってきます。

 

その想いが込められた曲というだけでも、私の心が晴れた理由になりそうですが、実はもっと深い理由が隠されていた事に気付きました。

 

前回の記事でも少し触れました、五行理論がその理由を導きだしてくれたのです。五行理論の概要はこちら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悲しみの感情は怒りの感情を抑制する。

五行理論で相克関係と呼ばれる、この感情コントロールこそが私の心を晴れやかにしてくれたのではないかと思うのです。

 

 

 

 

 

 

 

悲しみの感情が怒りの感情を抑制

 

 

 

エリック・クラプトンの「ティアーズ イン ヘブン」

この曲に対するイメージは人それぞれだと思います。

クラプトン自身はどうしようもない悲しみの底からなんとか這い上がろうとする想いを込めてこの曲を書いたのかもしれません。

聞く側からしても、この曲から力を与えられる人も少なくないのではないでしょうか。

しかし私の印象としては、やはりそういった感情よりも悲しみの感情を強く感じました。

この悲しいという感情は、古代東洋哲学である五行理論において【金】というグループの中に属します。

そして、この【金】というのは斧などに形を変え、【木】を切り倒す力を持っています。


【木】のグループ内に属するのは怒りの感情。

当時、イギリスでの生活に慣れず、なぜこんなところに来てしまったのだろうという自分に対する怒りの感情、周りの環境に対する怒りの感情、

それから、イギリス特有のどんよりとした空にまでも怒りの感情を抱いていた気がします。


「ティアーズ イン ヘブン」から感じる悲しみの感情がこういった私の中の怒りの感情を抑制してくれたのではないかと、そう思うのです。


それによって気持ちがガラッと変わり、イギリスでの生活もガラッと変わった。


それが事実だとしたら、音楽と感情のコントロールとのつながりをさらに研究せずにはいられませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

bottom of page